美濃地方と土

 岐阜県南部周辺を指し、凡そ西濃、中濃、東濃と分かれており、西濃には有名な関ヶ原があり戦国武将の合戦は歴史上多くの武将が戦った地として有名である。その、愛知県に近い東濃地域から出土される美濃土は織田信長が愛したとされ、この美濃土を使った焼き物は日本全土に出荷され、和風建築の和瓦ではその知名度は抜群である。和瓦には様々な文様が彫られており、家紋や動物、鬼など様々であり、その家主の特徴を物語っている。和瓦は自然災害などの被害を除けばその耐久性は非常に優れており、数百年に渡り朽ち果てることなく、建造物の上で雨風や太陽の熱から住居内部を守っている。

 昨今、日本の文化が海外に住む方の興味を惹かれ2019年まではインバウンド効果もあり多くの来日外国人に伝統工芸品を含む文化、芸術が知れ渡る事になりました。美濃地方では陶芸品を実際に作ってみるワークショップも人気を集め、2020年はコロナウィルス下にも関わらず鬼滅の刃人気の影響もあり、鬼をモチーフにした焼き物が人気になった。

 美濃地方には多くの陶芸家が活動し、彼らの技術を現代的デザインをコラボした作品を提供していくのが美濃地方に育った私の役目と考えております。

 

 

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美濃土屋 ココカフェ

鬼福 美濃地方を元気に!